げんきワールド5月号 体育講師 手嶋和仁(げんきスポーツ)
みなさん、ゴールデンウィークはどう過ごされましたか?
連休明けのこども達からは、色んな楽しい“おみやげ話”が聞こえてきました!
僕はというと、連休前には、ほとんど何の計画も立ててなかったのですが、いざ休みが始まると、“釣り”“キャンプ”“バーベキュー”“釣り”…と
沢山のお誘いを頂き、久しぶりに充実した連休を過ごすことが出来ました!
ここ数年、長男・二男の“ラグビー”で、なかなか自分の時間がとれなかったので、久しぶりにすごくリフレッシュ出来た感じ!!休みの間に
“令和”を迎え、10連休を終え、よっしゃ!気合い入れていくぞっ!と、思っていた矢先…「手嶋先生、5月号のげんきワールド、どうする?」と、園長先生。…「??」一瞬「ん?」と思いましたが、よくよく考えてみると、原稿を出していない…それどころか一文字も書いてもいない…
きっと10連休の事ばかり考えていたのでしょう。もうすぐ6月号の原稿を出さねばいけないのに、連休が明け一週間経った今、ばたばたと原稿を書いている次第です…連休の前半は、お天気が良くなかった事もあり、ゆっくり、まったりと過ごしながら「10日も休みいらんよね~」なんて言っていたのに…あんなに時間があったのに…ああっ…まるで、宿題をしていなくて、夜泣きながら宿題をするこどものよう…
(実際にこどもの頃もそんな感じでしたが…)
さてさて、少し前のお話。
新年度最初の体育教室の年中・年長さんの様子。毎年の事なのですが、年長さんになって最初の体育教室でのこども達は、びっくりするほど
“びしっ!”としていて、体操座りや、気をつけ、挨拶がすごいんです!それはもう、見ていて笑いをこらえきれないほどなのですが、それを
「おおっ!なんだ、このこども達は!まるで小学生みたいだ!3年2組やろ?」なんていうと、ますます目に、そして肩に力が入り【先生!みてみて!年長さんになったとよ!ビーム!】を出してくるのです!!…が、時間がたってくると、体操座りがゆるんで、お姉さん座りやお父さん
座りが増えてきだし、【目のビーム!】は空を飛ぶヘリコプターや、通りがかった虫、元気に泳ぐ“鯉のぼり”へとだんだん移っていくのです。
でも、僕は、そんなこども達を見ている方が、“ほっと”するというか、癒されるというか…“話をしっかり聞く”“集中する”事は勿論大事なことですが、年長さんになったからといって、色んな事が急に出来るようになるわけじゃないし、背伸びをしすぎると、かえって息苦しくなってしまいますよね。「年長さんだから」とか「年長さんなのに」なんて言ってしまうとこども達に、変なプレッシャーがかかってしまうかもしれません。〈成長すること=プレッシャー〉になってほしくはありません。年長さんには少し肩の力を抜いてもらって(抜きすぎてもらっても困りますが…)それぞれ“らしく”成長していけるように関わっていきたいです!
年中さんはというと、笑顔や笑い声もいっぱいなのですが、まだまだ“手嶋先生警戒中”の子や、今にも泣き出しそうな子もちらほら…なんとか笑ってもらおうと、あの手この手で頑張ってはいるのですが…
みんなが笑顔の体育教室になるまでには、少々時間がかかりそうかも…体育教室の時間以外でも、しっかりとこども達と関わって、もっともっと“いい関係”になれるといいな~
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