天使こども園ニュース

こどもの眼 10月号 園長 早川 成

  • 2026.10.02
  • 園長

「こどもの眼」
~ 園長の話が長くなる理由 ~ 

園長 早川 成

運動会の季節になると思い出すことがあります。
5年ほど前だったと思います。運動発表会の時、入場門で待機している年長組さんの前でマイクを握り、見に来て下さったお家の皆さんに向けて話をしました。
従来の運動会から運動発表会に変更した趣旨だったか、これから始まるプログラムの説明だったか、はたまた子ども達の最近の様子だったかもしれませんが、話の途中で突然一人の男の子が「園長、話が長い!」と言い放ちました。
観客席は爆笑、子ども達も笑っていましたが、私は「ごめんごめん。でもね、園長先生はお話ししたいことがいっぱいあるんよ。もうちょっとしゃべらせてくれるかな」とお願いをしたのでした。
私の話が長いのは、皆様ご承知のことと思いますが、生来のしゃべり好きに加え、園長という立場上、伝えたいことや、理解してもらいたいことがたくさんあり、熱が入れば入るほど、ついつい話が長くなってしまうのです。
特に、2学期は様々な行事があり、皆さんにお話する機会がたくさんありますし、次年度に向けて園児募集や教職員募集の季節でもありますので、当園の理念や教育方針、保育内容や特色などをしっかりお伝えして、よく理解してもらおうと、力が入ります。
幼児教育とは?的な説明は難しくわかりにくいですし、当園の独自性や他園との違いは、借りてきた言葉では伝わらないので、少しでも上手く説明できるように天使流の保育内容や子ども達の姿をエピソードを交えてお話しするため、ますます長~くなってしまうのです。そういえば、随分前のことですが、ある女の子が「お父さんがね、園長先生の話が長かったって言ってたよ!」と報告してくれたこともありました。
よく知っているお父さんでしたので、後日ご本人にお会いした時に「お子さんに話が長いって言ったでしょ?」といって笑いましたが、こどもはお家での会話や出来事も、何でも正直にお話してくれますので、内容によってはどうぞご用心くださいね(笑)
最後に、9月の誕生会での礼拝で、子ども達に先月の聖句でご紹介した「ザアカイさん」の話をしたときのことです。
聖句の内容や話し方によって、興味の度合いや集中力が全く違ってくるのをいつも感じているので、今回いつになくよく聞いてくれている姿に感心していました。
最後まで集中が途切れなかったことに手応えを感じながらお話を終えると、絶妙のタイミングで女の子が「園長先生、今日のお話、ちょっと長かったねぇ」とポツリと言うのです。またしても一本取られました。
話が長いという話が長くなってしまいましたが、これからも園長はめげずにお話し続けます。
子ども達のやることなすことが面白くてたまらないし、彼らの感性には我々大人が学ぶところがたくさんあるからです。
どうぞ、お付き合いください。よろしくお願いします。

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