天使こども園ニュース

こどもの眼 5月号 園長 早川 成

  • 2026.05.08
  • 園長

「こどもの眼」 ~ それぞれの4月 ~ 

園長 早川 成

新年度を迎え、門から見える景色も3月までとは違っていましたが、緑色の帽子(新年長さん)が園庭に向かわずに外階段の入口から園舎に入っていくのに、やっと慣れてきたところです。
ある朝のこと、年少組の男の子が門にやってきました。
「抱っこして!」というので抱き上げると、私のあご髭を触りながら言いました。
「草が生えてるね。」
思わずクスっとなりながら、「いい季節だなぁ」と嬉しくなりました。
そんな年少組さんと、先日一回目の運動あそびをしました。
今年は、テーマを「忍者修行」から〝わくわくランド〟に改めましたので、終わりに「またわくわくランドで遊ぼうね。待ってるよ!」と言ってさよならをしました。
今後、私は「園長忍者!」とは呼ばれなくなるわけですが、はてさて、どんな展開になるでしょう。楽しみにしています。
そのあと、特に用事があったわけでもなく、ふと年中さんの部屋を覗いていると、「あっ園長先生。なに?もう運動遊びはないんだからね!」と言われてしまいました。
例年同様、園長忍者が捨てられる瞬間を迎え「あぁそんな季節だなぁ」と思わされました。
そして、とどめは年長さんです。廊下で出会った男の子が話しかけてきました。
「年少組の時に、運動遊びしてたやん?あの時の忍者って園長先生やったっちゃろ?」
私は「えっ今さら?」と笑ってしまいましたが、「年長さんっていっても、まだまだこんな感じでいいんだよなぁ」と、ちょっとホッコリさせてもらったのでした。
さて、園の中ではこんな様子ですが、卒園児たちはどうしているでしょう?
小学生になった子ども達の近況が聞こえ始めていますが、新しい環境に慣れず、それぞれに苦労しているようです。
「僕、成長してる?」ある子がお母さんに聞いたそうです。
自信を失くしているようですが、年長さんとして成長を実感して卒園したからこそ戸惑っているように感じます。
しっかり成長しています!
天使の子に限らず、泣いている子も多いようです。
お友達が声をかけたりなぐさめたりしているのを見ていた子がお母さんにこんな報告をしました。
「ボクは落ち着くまで待ってたんだけどね。」
自分の経験から出た言葉でしょう。
まるで、「泣いている時にいろいろ言われても無理なんだよね。そんな時ってあるやん?」と、教えてくれているようです。
二人共、物事の本質を見抜いていますよね!大したもんだと思います。
こどもはいろいろなことがあって成長しますが、成長したらしたで、またいろいろなことがありますね。
時には立ち止まりながら、また螺旋階段のようにぐるぐる回りながら、決して右肩上がりではなく、少しずつ成長していきます。
そんなこんなで、子どもたちは(私たちも)、それぞれの4月を過ごしました。大丈夫!みんな成長しています!!

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