げんきワールド11月号 体育教室講師 手嶋和仁(げんきスポーツ)
運動会はたくさんのご声援と拍手をありがとうございました!今年も他の園と運動会の日が重なってしまい、プログラムの都合上、年中・年長さんの体育発表が終わったらすぐに移動しなければならなかったので、運動会初、組体操の太鼓を年長の先生にお願いすることに…練習ではばっちり出来ていたので“大丈夫!”と思ってはいたものの、その場にいることが出来ないのは、やっぱりちょっと心配でした…運動会が終わり「組体操どうだった?」と聞く僕に「ばっちりでしたよ!」と、先生!僕の心配をよそに、しっかりとがんばっていたようですね!みんな本当に成長しましたね!組体操も含め、他の種目を見ることは出来なかったのですが、天使の子供達らしい運動会になったのではないでしょうか?運動会が終わって、最初の体育教室で「あれ?ちょっとみんなお顔見せて…なんかおかしいぞ?なんかお兄さん、お姉さんになってない?」と僕が言うと、周りのお友達の顔をじ~っと見て確かめる子がいたり、「運動会頑張ったけんよ!」と僕が言おうとしていることにピンと来る子もいます。「○○兄さん!○○ねえさん!」と大げさに言いながら子供達の手を握って回ると、みんなゲラゲラと笑っていましたが、本当にみんなの顔はひとまわり成長した顔になっていました!「運動会が終わって自分の顔を鏡で見た?」と聞くと「みてな~い」と言う子がかなりいたので「じゃあ今日、帰ってからお家で見てみて!」と子供達に言っていましたので、おうちで鏡をのぞき込んでいる姿が見られたかもしれませんね!
さて、運動会が終わったこの時期は、毎年“ゲーム”をたくさんします。今までよくやっていた“ばくだんゲーム”や“こおり鬼”等もするのですが、少しルールが複雑な“ドッジボール”や“キックベース”等、チームでがんばるゲームをメインにやっています。“同じチーム=仲間”という意識や、協力すること、応援すること、励まし合うこと…の大切さを、ゲームを通して少しずつ感じてもらえたらな…と思っています。そんな中、初めてのドッジボールに年中さんがチャレンジしました!「ばくだんゲームに似てるけど、違うところがいっぱいあるよ!ボールが下に落ちて当たっても負けじゃないよ!セーフ!…」と言った説明を、実際にボールを使って子供達に見てもらいながらしていくのですが、覚えることが多くてなかなか難しかったようで、途中から「??」といった表情の子も多かったのですが、実際にゲームをやってみると少しずつドッジボールになっていきます。それでも“ばくだんゲーム”のイメージが強いせいか(ばくだんゲームはどんなボールに当たっても負け、落ちているボールに触っても負けなんです)どんなボールが来ても、とりあえず逃げろ~といった子供達が多くて面白かったです!たくさんの“珍プレー”が飛び出す中、毎回必ず顔に“バッチ~ン!”とボールが当たってしまう子がいます。でも大丈夫!だって「お顔はセーフ!」なんだから!なんだから…「うっ、うっ…」と今にも泣きそうな子に、すかさず「やった!お顔やけんセーフやん!イェ~イ!」と言うと、周りの子供達も「よかったね!負けじゃないよ!」と励まし?の言葉をかけます!すると半べそをかきながらも、両手を上げ“イェ~イ”のポーズをする子の様子は何とも言えず可愛かったりするのです!もちろん、痛くて「うわ~っ!」と泣いてしまう子もいますけどね。これからのゲームでは、“野球”“サッカー”等もやっていく予定です!はたしてどんな“珍プレー好プレー”が飛び出す事やら!!
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