天使こども園ニュース

げんきワールド9月号 体育教室講師 手嶋和仁(げんきスポーツ)

  • 2018.09.07
  • コラム

2018.9.3
げんきスポーツ  手嶋 和仁
  今年の夏の暑さは凄かったですね。今まで生きてきた中でいちばん暑い夏だったかもしれません…そんな夏のある日、心に残ったというか、何だか“ドキッ”とするような…そんな場面を見かけました…いつものように車で通勤中、朝8時前ぐらいだったでしょうか、“学習塾”の目の前で、信号待ちをしていると、今まさに、塾に入ろうかとしているこどもの姿が目に入りました。夏休みの朝から大変だな…と思いながら見ていると、その子の目の前を、自転車のかごにやっと入るぐらいの大きな虫かごをかごに入れ、片手に虫取り網を持ち、水筒をぶら下げ自転車に乗ったこどもが通りました。2人は小学3年生ぐらいでしょうか…その2人のこどもが“すれ違った瞬間”のその一瞬が、まるで何かの物語の一部、又は一枚の写真の様に僕には映りました…まるで対照的な2人の目はあったのか?お互いを意識したのか?それは謎ですが、少なくとも会話が無かったことははっきりと見て取れました。“どちらがどう?”“何がどう?”なんてことは分かりませんし、「だから何?」と言われると「……」なのですが…この2人は大きくなったらどんな大人になっていくんだろう?なんて、大きなお世話かもしれませんが考えたりもしました。この文章で、上手く、その場面が皆さんに伝わったかどうか分かりませんが、僕にとっては、この先ずっと忘れられないであろう…そんな場面になりました。
そんなことを考えていたかと思うと、休みの日でも、なかなか家から出られずに何となくダラダラと過ごしてしまう僕が…そんな夏を過ごしていたせいか、ついにうちの子達の方が僕より色黒になってしまいました。夏休み期間中は、ほぼ毎日、午前中2時間、午後2時間…といった感じでプールに入っている僕なので、見ての通りかなり日焼けしておりまして「めっちゃ焼けてますね~」「いい色ですね~」なんて声をかけてもらうことも多いのですが、そんな僕よりも子供達の方が真っ黒に!理由は、毎日の“部活”なのですが、休みはお盆の3日間ぐらいで、それはそれは感心するぐらい毎日毎日、朝から、この炎天下の中で走り回っていたようです。子供達の試合を何度か観に行く事があったのですが、僕ら大人は暑さに耐えきれず、応援どころではありませんでした…それぐらい暑い中走り回れる子供達に、感心しきりでした…でも、“うちで一番の色黒”の座を奪われたのは、なんとなく悔しかった?ので来年こそはチャンピオンに返り咲くべく、外へ!海へ!繰り出そうかな!!…でも暑いもんなあ…
 さて、いよいよ2学期が始まりましたね!運動会に向けてスタートです!毎年、2学期が始まる前に各学年の先生達と運動会の種目について話し合うのですが、一言で年中さん、年長さんといっても毎年みんなが同じ訳では決してないので、その年の子供達の様子や、雰囲気等を考えながら“今年は子供達のこんな所を見て欲しい”“ここを頑張って欲しい”と言った目標を決めつつ種目を選んでいきます。いつも言っていますが、運動会だからといって、見た目の華やかさ等は求めていませんし、子供達の持っている力以上のことを、無理してさせたりもしません。これまで園での活動で身につけてきた力や、少しだけ難しいことにがんばってチャレンジする姿を見ていただき、お家の方々に色んな事を感じて頂けたらなあ…と思っています。
 まだまだ暑さが続きそうです!たっぷりの水分補給、たっぷりの食事と睡眠で、大人も子供も残暑を乗り切りましょう!

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