天使こども園ニュース

げんきワールド 1月号 体育講師 手嶋和仁(げんきスポーツ)

  • 2020.01.30
  • コラム

お正月気分が抜けないのか、色んな事が何となくスローペース…新年最初の“げんきワールド”は、とっても遅くなってしまいました…
1月も半ばを過ぎたというのに…こんなことじゃいかんいかん!
“何事も、さっと動く!とりかかる!”が今年の目標になりそうです。
 
さて、年末年始のお話。手嶋家は毎年、宮崎の祖母の家で年を越すのが定番となっていたのですが、今回は長男のラグビーのオフが大晦日、元旦、二日の三日間しかなく、宮崎に行くのはちょっときついかも…という話になりました。
だからといって、家でじっと過ごすのは何だかもったいない気がしたので、家族で“年越しキャンプ”をすることになりました。

大晦日の朝から買い出しに行き、昼過ぎに“平戸”目指して出発!!途中あちこち寄り道をしながら目的地に着いたのは夜の9時過ぎ!
だだっ広い防波堤に他の釣り人はいません!まさに貸し切り状態!
テンションは最高潮に!「よっしゃ~!」はりきって車から降りると「いや~っ!」と声が出るぐらい寒いじゃありませんか!しかもびっくりするぐらいの“爆風!”
さすがに奥さんも「車から出きらんかも…」なんて言い出す始末…
そんな中、長男は「はやく釣ろうよ」とさっさと用意を済ませ釣りを始めました。
日頃はラグビーづけの毎日を過ごしているので、今回の釣りをとても楽しみにしていたようで寒さなんかお構いなし!といった様子。
そんな長男を車の中から見ながら、「どうしよっか…」「う~ん…」なんてやりとりが30分ほど続いたでしょうか、長男のもとへ行こうと車を降りると「!!っ」さっきより風が弱くなってる!いや、正確には(何となくそんな気が…そうであってくれ!)と思いこむことにしたのかもしれません…
車のエンジンを切り、いざ極寒の外へ!七輪に火をいれ、キャンプ用の小さな“薪ストーブ”に薪をくべていくのですが、ここで二男が薪割りに目覚めます。
“のこぎり”と“ナタ”を使ったので、最初は危なっかしく、見ていてヒヤヒヤしましたが、あっという間にコツをつかみ上手に、そして思い通りに切れるようになったので、どんどん楽しくなって…その結果、薪は必要以上に細く、ちいさくなっていくのでした。

そんなこんなで気がつくと11時半!「やばいっ!そばっ!」家の近くのお店で買っておいた“年越しそば”を作り始めます!
強い風のせいで、コンロの火はなかなか安定せず、“風よけ”を駆使しながら何とかできた“そば”!すすり始めた頃には年は明け、まさに“年明けそば”にはなってしまいましたが、満点の星の下、波の音を聞きながら、澄んだ空気の中で食べる“そば”の味はいうまでもありません!たとえ、それが強風のせいで、一瞬でぬる~くなってしまったそばでも…そう!ぬるくっても……ほんとは“あつあつ”がよかったな…
そして、“初日の出”を見るべく早起きをしたのですが、東の方角には立派な森が…「う~ん、明るくなってきたけど見えんかもね~」なんて言っていると、奥さんが「トイレ…」車で2~3分走らないとトイレがないので大急ぎで連れて行きました…
でも…そうです…このトイレ往復の間に日はすっかり顔を出し、なんとトイレ帰りの車の中で初日の出を拝むことに…それでも車を停め、しっかりと手を合わせました。
そのおかげ?なのか、その日、びっくりするほど大きな“ブリ”が2匹も釣れまして…しばらくは“ブリ三昧”の日々が続きました。

手嶋家の子ども達は、今年高3、中3。いわゆる“受験生”になるようです。これからこども達は、もっともっと大きくなっていき難しくはなっていくのでしょうが、家族で過ごせる楽しい時間をもっともっと大事に大事にしないとなあ…なんて考える歳に、どうやら自分もなってきたようです。

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